甲状腺の検査で何がわかる?検査内容と受診の流れを解説|ひるま甲状腺クリニック 蒲田|東京都内、大田区蒲田駅の甲状腺専門診療|ひるま甲状腺クリニック蒲田

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甲状腺の検査で何がわかる?検査内容と受診の流れを解説

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疲れやすい、動悸がする、体がむくむ、体重が増減するといった変化は、日常生活のなかでも起こることがあります。睡眠不足やストレス、貧血、更年期などが関係することもあり、症状だけで原因を見分けるのは簡単ではありません。

甲状腺の病気でも、こうした全身の不調が現れることがあります。検査では、甲状腺ホルモンの分泌状態や首の内部を確認し、症状との関係を調べます。健康診断で異常を指摘されたときや、気になる症状が続いているときは、早めに医療機関へ相談することが大切です。

甲状腺の検査でわかること

甲状腺の血液検査では、甲状腺ホルモンが過剰になっているか、不足しているかを確認できます。甲状腺機能亢進症や甲状腺機能低下症の可能性に加え、バセドウ病や橋本病などの原因を調べる手がかりも得られます。

甲状腺の超音波検査では、甲状腺の大きさや形、内部の状態、血流、しこりの有無などを観察します。血液検査で異常がなくても、超音波検査で変化が見つかることもあります。反対に、画像では目立った変化がなくてもホルモン値に異常が現れる場合があるため、両方の結果を確認することが重要です。

検査が必要になる症状と原因

甲状腺ホルモンが多い場合は、動悸、発汗、手の震え、体重減少、暑がりなどが現れることがあります。少ない場合には、寒がり、むくみ、眠気、便秘、体重増加、皮膚の乾燥などがみられます。首の腫れやしこり、声のかすれも受診のきっかけになります。

原因には、自己免疫が関係するバセドウ病や橋本病、甲状腺の炎症、ホルモンを自律的に分泌する結節、薬剤やヨウ素の影響などがあります。出産後の免疫変化や、まれに脳下垂体の異常が関係する場合もあるため、症状や生活背景を含めた確認が必要です。

問診・視診・触診の内容

問診では、症状が始まった時期や体重の変化、動悸、発汗、便通、月経、睡眠などについて確認します。甲状腺疾患の家族歴や妊娠・出産歴、服用中の薬、サプリメントの内容も診断の手がかりになります。

診察では、首の腫れや左右差を見た後、甲状腺の大きさ、硬さ、しこり、痛みの有無などを触って確認します。脈拍や血圧、手の震え、むくみ、皮膚の状態を診ることもあります。問診と診察の結果をもとに、必要な検査項目が選ばれます。

血液検査で調べる項目

血液検査では、主にTSH、FT4、FT3を測定します。TSHは脳下垂体から分泌され、甲状腺ホルモンの量を調節する役割を持ちます。一般に、甲状腺の働きが低下するとTSHが高くなり、甲状腺の機能が亢進するとTSHが低くなる傾向があります。

原因を調べるために、抗TSH受容体抗体や抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体、抗サイログロブリン抗体などを測定することもあります。数値は妊娠、体調、薬、サプリメントの影響を受ける場合があるため、単独では判断せず、症状や画像所見と合わせて評価します。

超音波検査で確認すること

超音波検査は、首にゼリーを塗り、プローブという器具を当てて甲状腺を画像化する検査です。放射線による被ばくがなく、痛みもほとんどありません。甲状腺の大きさ、内部の均一性、炎症、血流などをその場で確認できます。

しこりが見つかった場合は、大きさ、形、境界、内部の状態、石灰化、周囲のリンパ節などを観察します。画像だけで良性か悪性かを確定することはできませんが、経過観察でよいか、詳しい検査が必要かを判断する材料になります。

穿刺吸引細胞診と追加検査

超音波検査で詳しい確認が必要なしこりが見つかった場合は、穿刺吸引細胞診を行うことがあります。超音波で位置を確認しながら細い針を刺し、採取した細胞を顕微鏡で調べる検査です。すべてのしこりに実施するわけではありません。

採取した細胞が少ない場合や、細胞の形だけでは判定が難しい場合は、再検査や手術による確認が必要になることがあります。症状や病変の位置に応じて、CT、MRI、核医学検査、心電図などを追加する場合もあります。

受診から結果説明までの流れ

受診後は、問診と診察を行い、必要に応じて血液検査や超音波検査へ進みます。通常の検査では食事制限が不要なこともありますが、医療機関によって異なるため事前の確認が必要です。お薬手帳や過去の検査結果がある場合は持参してください。

超音波検査の結果は当日に説明されることがありますが、血液検査や細胞診は結果が出るまで日数がかかる場合があります。結果説明では、症状や過去の検査結果も含めて評価し、経過観察や治療の必要性を判断します。異常を指摘された場合は、自己判断で放置せず、指定された時期に再検査を受けることが大切です。