甲状腺は何科?どこに行く?病院の選び方を甲状腺専門医が解説|ひるま甲状腺クリニック 蒲田|東京都内、大田区蒲田駅の甲状腺専門診療|ひるま甲状腺クリニック蒲田

日本甲状腺学会認定専門施設

〒144-0051東京都大田区西蒲田7-48-3大越ビル2階201
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甲状腺は何科?どこに行く?病院の選び方を甲状腺専門医が解説

甲状腺は何科?どこに行く?病院の選び方を甲状腺専門医が解説|ひるま甲状腺クリニック 蒲田|東京都内、大田区蒲田駅の甲状腺専門診療|ひるま甲状腺クリニック蒲田

甲状腺の病院の選び方

「甲状腺 何科」「甲状腺 どこ」と検索され、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

甲状腺の病気は症状が多彩で、受診先に迷いやすいのが特徴です。

本記事では、日本甲状腺学会の公式メッセージを踏まえ、適切な受診先と選び方について患者さん目線で解説します。

 

甲状腺の病気とは?

甲状腺は首の前側にある小さな臓器ですが、全身の代謝・心拍・体温・精神状態にまで影響する重要なホルモンを分泌しています。

 ・バセドウ病(甲状腺機能亢進症)

 ・橋本病(慢性甲状腺炎)

 ・甲状腺の腫れ・しこり・腫瘍

などなど、甲状腺疾患は、血液検査の解釈、超音波評価、薬剤調整などに高い専門性が求められる分野です。

診断・治療に専門的な判断を要するため、「何科でもよい」というわけではありません。

 

まずは結論:日本甲状腺学会が推奨する受診先

日本甲状腺学会のHPでは、患者さん向けに次のメッセージを発信しています。

甲状腺疾患は甲状腺専門施設で甲状腺専門医に診てもらってください。

 

◎ここでいう甲状腺専門施設とは厳密には「日本甲状腺学会認定専門医施設」とよび、学会HPに一覧が掲載されております。

→施設一覧はコチラ

たとえば都内で受診先を探したい場合は、施設一覧の上記リンクを開いたページにある日本地図で「東京」をクリックし、並んである29施設から選定します。

『ひるま甲状腺クリニック蒲田』や『お茶の水甲状腺クリニック』のように、地名が入っているクリニックでは場所の把握もわかりやすいと思います。

 

◎甲状腺専門医についても名簿が公開されており、コチラで検索することができます。

専門医名簿から受診先を探す場合も、同様に上記リンクを開いたページにある日本地図で探したいエリアの都道府県をクリックし、表示された甲状腺専門医一覧から選定します。

この場合は甲状腺専門医名簿に「勤務先所在地」という情報欄があるため場所も想定しやすく、施設選定も比較的決めやすいでしょう。

たとえば都内の大田区に所属している甲状腺専門医を探すと名簿順に「久保田 伊哉」「蛭間 重典」「蛭間 真梨乃」「湯浅 玲奈」の4名が該当するとわかります。

あとは各医師が所属している「久保田医院」「ひるま甲状腺クリニック蒲田」「東邦大学医療センター大森病院」の3院から選べばよいわけです。

大田区の3院はどこも蒲田にあるためアクセスでの差別化が難しいですが、本来は候補の中で一番が近い施設に決めればよいでしょう。

 

実は少ない「日本甲状腺学会認定専門医施設」

東京都内でも、日本甲状腺学会認定専門医施設は大学病院を含めて29施設のみです。

大半は紹介状や予約がないと行けない大学病院であり、クリニックに絞ると都内で12院しかありません。

そのため、お住まいの地域によっては近くに専門施設がないケースも少なくありません。

 

★専門施設が近くにない場合の現実的な選択肢

① バセドウ病・橋本病などホルモン異常が主体の場合

この場合は、内分泌代謝科専門医(診療科としては内分泌内科)を受診することが現実的で適切です。

つかれやすい、気分がすぐれない、動悸があるなどの全身の症状がある場合もこちらに入ります。

② 首の腫れ・しこりが気になる場合

腫瘍や結節が疑われる場合は、内分泌外科専門医(診療科は内分泌外科や耳鼻咽喉科)がおすすめです。

健康診断で首が腫れていると言われた、首が痛い、など首に限局した症状であればこちらがよいでしょう。

 

「専門医在籍」と書かれているクリニックの注意点

「専門医在籍」と記載されていても、実際には以下のケースがあります。

  ・非常勤医師である

  ・月に数回のみの診療

  ・特定の曜日・時間帯だけ

どの専門医が、いつ診療しているのかが明記されていない場合は、事前に電話で確認することをおすすめします。

専門医資格を沢山もっていてわかりづらい先生もおりますが、今までどの診療に従事していたのか、どういった研究をしてきたかなどの経歴を確認することで本当に得意としている専門領域は見えてくるでしょう。

 

まとめ|甲状腺の受診先で迷ったら

  ・第一選択:日本甲状腺学会認定専門医施設

  ・近くにない場合:内分泌専門医/内分泌外科専門医が所属している施設

  ・「専門医在籍」の表記は要確認

診療科に限っていえば内分泌内科、内分泌外科、内科、耳鼻科であれば相談は可能です。ぜひ参考にしてみてください。

 

よくあるQ&A

Q. 甲状腺の病気は何科を受診すればよいですか?
A. 甲状腺疾患は、日本甲状腺学会認定専門医施設で甲状腺専門医に診てもらうことが推奨されています。近くにない場合は、内分泌専門医や内分泌外科専門医が所属している内分泌内科・内科・内分泌外科・耳鼻科で相談可能です。

Q. 甲状腺は内科と外科、どちらに行くべきですか?
A. バセドウ病や橋本病などホルモン異常が主体の場合は内科、しこりや腫れが気になる場合は外科の先生に相談するとより安心です。

Q. 専門医在籍と書いてあれば安心ですか?
A. 専門医が非常勤であったり、特定の曜日のみ勤務している場合もあります。ホームページに勤務日が明記されていない場合は、事前に電話で確認することをおすすめします。

監修者プロフィール

院長
蛭間 重典(ひるま しげのり)

日本甲状腺学会専門医・評議員
東邦大学医療センターや伊藤病院(甲状腺専門病院)で甲状腺専門外来に従事。日本甲状腺学会次世代研究者の会(NexT-JTA)所属。 2025年JR蒲田駅前にひるま甲状腺クリニック蒲田を開業。執筆に『伊藤病院 甲状腺症例を極める(新興医学出版社/2024)』など。 伊藤病院非常勤医師(火曜9-14時外来)、金沢医科大学非常勤講師を兼務。

受賞歴

  • 2019年 日本甲状腺学会トラベルグラント
  • 2023年 日本甲状腺学会ロシュ若手奨励賞
    (Young Investigator Award: YIA)
  • 2024年 甲状腺病態生理研究会研究奨励賞
蛭間 重典(ひるま しげのり)